スポーツのウマさ・強さについて

  • TOP
  • スポーツのウマさ・強さについて

整形外科医が語れなかったスポーツのウマさ・強さについて

メンタルトレーニングについて

スポーツパフォーマンス特にウマさ・強さを論じる上においては、フィジカル(肉体)の強さが最重要事項であることは当然ですが、近年は種目にかかわらず、メンタル面での強さといった点についても、特に強調される時代になってきました。このメンタルトレーニングといった点については現在は心理学者の独壇場といってもよいほど、常識になっています。

しかし、われわれ整形外科医は身体のつくりをもっともよく知るはずの職業です。ヒトなる生き物として、そのつくりからみて理にかなった使い方を、科学的に論じることに最も近いはずの立場ですから、心理学者よりも、スポーツのウマさ・強さの世界に踏み入れることができるはずなのですが、それが現実には全くできていません。

整形外科医は運動器の障害・外傷の治療が本来の仕事であり、今風に言えば、メディカルサポートという、F1業界で言えば、メーカーでもなく、総括するディレクターでもなく、メカニック(修理屋?)にすぎないのです。どこか、おかしいと感じたのは私だけでしょうか?

ここでは、どうして、その整形外科医が心理学者に遅れをとらざるを得なかったのか?を、お話しておこうと思います。世界初公開の話です。 ヒトは誰でも、麻痺がない限り、手指も手首も肘・肩も、足も胴も背骨も自由に動かせますし、当然できると思っています。

ところが、実際には、いくら大きく動かされていても、全く感じ取れない部位がヒトの身体に現実には存在するのです。つまり、いくら上手いプレーヤーであっても本人自身が感じ取れない部位が身体に存在するということです。感じ取れないのですから、表現することもなかったし、伝えることもできないし、意識して使いこなすことなど、非常に難しいということになりましょう。

それは身体のどこか? 答えは「肩甲骨の動き」です。
まずはどうして身体のつくりをもっともよく知るはずの整形外科医がこの部を重要視してこなかったのでしょう?われわれ整形外科医が働く臨床治療の現場では腕の挙上以外で肩甲骨の動きを考慮することは、治療上ほとんどなく、整形外科医の誰もがこの部位はどうでもいい?部位と考えているからです。(但し、挙上するときだけ考えています…。

しかし挙上以外では肩甲骨は全く動かないものとして扱ってきたのです。投げる動作でもスイング動作でも…。要するに外科的に治療する必要性がない、非常に強力で壊れにくい、その他、理由はまだまだありますが…、一言で言えば治療の必要性のない部位には医学は発達しなかったということなのです。当然と言えば当然でしょう…。)

実は、肩甲骨の動きに関わる筋肉は、実は頭から脊椎(頚、胸、腰)、胸郭(肋)~骨盤に至るまで広範囲に及びます。小手先ではない?つまり身体を使え?という意味はこの部位を上手く使え…、ということになりませんか?

つまりココこそがフィジカルに強い部位であると同時にメンタル面でも意識してコントロールしづらいという点においても、もっとも重要であるといえます。つまりフィジカル≒メンタルとなるのです。いかがでしょう…。これが整形外科医がスポーツのウマさ・強さを語れなかった真実なのです…。(続く)

診療時間

住所
〒586-0048 大阪府河内長野市三日市町243-1
TEL
0721-62-7575
FAX
0721-62-7576
駐車場
当院・薬局前 (11台)
眼科さん横の道路沿い (10台)

整形外科、リハビリテーション科

診療時間 日・祝
9:00~12:30
16:30~20:00
休診日
水曜午後、土曜午後、日曜・祝日
受付時間
午前12:00 午後19:30まで